
AIによる内視鏡画像診断支援ソフトウェア EndoBRAIN
国吉病院 内視鏡センターでは、オリンパス社製の内視鏡画像診断支援ソフトウェア「EndoBRAIN」を四国で初めて導入しました。
2025年1月時点では、四国で唯一当院のみの導入となっております。
2025年1月時点では、四国で唯一当院のみの導入となっております。
EndoBRAINとは

※本画像は一部を加工したイメージ画像となります
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オリンパス株式会社より提供
胃がん・大腸がんなどの悪性腫瘍は早期であるほど治せる可能性が高く、加えて治療における身体的・経済的な負担も抑えられるケースが多いとされます。早期対応を行うためには、病変候補をいかに検出できるかが重要で、EndoBRAINは医師の判断を補助する役割として期待されています。
病変の見落としを限りなく防ぐために

医師の診断を補強する形で併用することにより、病変の見落としを限りなく防ぐことを目的としています。
病変の「検出」から「治療選択」までのシームレスな診断支援
病変の検出を支援する「EndoBRAIN-EYE」と、腫瘍の鑑別支援を行う「EndoBRAIN-X」を併用することで、大腸腫瘍性病変に対する包括的な支援が可能に。検出から質的診断までの大腸内視鏡検査のフローにおいて、AIによるシームレスな支援を得られます。
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検出支援|EndoBRAIN-EYE
※本画像は一部を加工したイメージ画像となります/オリンパス株式会社より提供リアルタイム診断支援
- 大腸内視鏡検査中の画像をAIが解析し、ポリープ・がんなどの病変候補を検出するとリアルタイムに音と画面上の色で警告し、検出位置を枠で表示することで医師の診断をサポート。
高精度の診断支援
- 動画データから抽出した内視鏡画像を学習することで、大腸病変の検出において感度96.0%、特異度98.0%の診断支援精度を実現。※後ろ向き性能評価試験による結果
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鑑別支援|EndoBRAIN-X
※本画像は一部を加工したイメージ画像となります/オリンパス株式会社より提供リアルタイム診断支援
- NBIモードで撮影された大腸内視鏡画像をリアルタイムに人工知能(AI)が解析。大腸病変に対して腫瘍・非腫瘍の診断支援を行い治療要否判断をサポート。
高精度の診断支援
- 大腸病変の質的診断において、感度97.9%の診断支援精度を実現。※後ろ向き性能評価試験による結果