消化器外科

受診案内


消化器外科部長紹介

理事長 国吉和重

■お知らせ

第64回市民公開講座の御礼
NCD症例登録について

第13回B-RTO研究会の御礼

第3回高知こども外科手術体験セミナーの御礼
第20回四国内視鏡外科研究会の御礼
第94回日本消化器内視鏡学会四国地方会の御礼

 

【名前】:近森文夫(昭和32年9月14日生)
【現職】:国吉病院副院長兼消化器外科部長兼
     高知大学医学部臨床教授
【学歴】:筑波大学医学専門学部卒業(昭和57年)
【留学研修経験】:マイアミ大学外科臓器移植部(平成19年)
【学位・免許・資格】
 医学博士
 日本外科学会認定医・専門医・指導医
 日本消化器外科学会認定医・専門医・指導医
 日本消化器内視鏡学会認定医・専門医・指導医
 日本消化器病学会認定医・専門医・指導医
 日本内視鏡外科学会技術認定医
 消化器がん外科治療認定医
 日本がん治療認定医機構暫定教育医

【学会および社会における活動】
 日本消化器外科学会評議員
 日本消化器病学会評議員
 日本消化器病学会四国支部幹事
 日本臨床外科学会評議員
 日本内視鏡外科学会評議員
 日本腹部救急医学会評議員
 日本門脈圧亢進症学会評議員
         同会誌編集委員
         同取り扱い規約委員
         同あり方委員
  日本消化器内視鏡学会評議員
  日本消化器内視鏡学会四国支部幹事
  日本消化器内視鏡学会四国支部あり方委員
  B-RTO研究会幹事
  四国門脈圧亢進症研究会世話人
  四国内視鏡外科研究会幹事
  高知大学教育学部非常勤講師
  日本体育協会公認スポーツ指導者養成講座講師

1.日常診療において心がけていること

患者さんの身になって治療方針を決定すること。切らなくても治るなら切らない方を選択したい。自分たち医療チームの治療成績を明確にすると同時に、患者さんが治療を最終的に決定する上での重要な情報として公開していきたい。
また、一つ一つの治療法の意義について、本当に必要かどうか、最善の治療法かどうか、積極的に答えを出していくべきと思います。必ずしも内視鏡的治療に固執することなく、内視鏡的治療、放射線的治療、外科治療の中で患者さんの全身状態と病巣の根治性においてバランスのよい治療法を選択すること。どんな状況にあってもあきらめないことを信条としています。

2.得意な分野

肝癌に併存する食道・胃静脈瘤の合理的治療(内視鏡的硬化療法、カテーテル的塞栓術)による出血および出血死の回避。
悪性食道狭窄(食道癌、肺癌)に対するステント挿入術、悪性胆管狭窄(胆管癌、胆嚢癌、膵癌)に対するステント挿入術。
食道癌、胃癌や結腸癌に対する内視鏡下手術。従来の手術、内視鏡下手術、超音波、放射線等を組み合わせた併用療法。腹部救急疾患に対する迅速正確な診断と治療。

3.研究分野

肝癌および肝癌に併存する食道・胃静脈瘤の病態解明と新しい低侵襲治療法の開発。 食道癌、胃癌や結腸癌に対する内視鏡下手術の標準化。細径胆道鏡を用いた胆道癌の新しい診断法と治療法の開発。
胆嚢胆管結石に対する内視鏡外科手術。腹部救急疾患に対する内視鏡外科手術。

4.患者さんにひとことアドバイス

診断や治療法について納得いくまで主治医から説明を聞くべきで質問することを遠慮しないでください。
医師にすべておまかせというのではなく、患者さん自身が治療の中心であり、治療方針に関して最大の決定権を持っているということをわかってほしいと思います。

5.消化器外科開設後 (1996.10 〜 2013.12) の主要業績

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6.手術のご案内

【手術映像:Windows Media  手術の模様が動画でご覧いただけます】

a)経皮的乳頭バルーン拡張術による胆管結石の治療

臨床検査科写真
経皮的乳頭バルーン拡張術施行風景
全身麻酔導入後、直ちにC-アーム・イメージングシステム下に経皮的に胆管結石を除石いたします。
全身麻酔下ですので治療中の疼痛や不快感はありません。
所要時間は電気水圧衝撃波による砕石を必要としない場合約10分です。
とくに腹腔鏡下胆嚢摘出術と組み合わせることで胆嚢胆管結石に対する治療法として有効性が発揮されます。
治療成績は本邦の外科系ジャーナル『Surgery Today』英文誌にすでに掲載されています。

b)腹腔鏡下胆嚢摘出術

すでに確立された術式ですが、まれに発生する胆管損傷を回避するために、術中胆道造影の施行を必須としています。

急性胆嚢炎症例にも経皮的胆嚢ドレナージ(PTGBD)後に本法の施行が可能となっています。この場合アルゴンプラズマ凝固装置を用いてPTGBDチューブ周囲遺残胆嚢粘膜を凝固します。
臨床検査科写真
■ 腹腔鏡下胆嚢摘出術施行風景


■ 術中胆道造影施行風景
当施設の治療成績は海外の内視鏡ジャーナル『Surgical Endoscopy』英文誌にすでに掲載されています。
C-アーム・イメージングシステム下に術中胆道造影を必ず施行します。


c)腹腔鏡下虫垂切除術

臨床検査科写真
■腹腔鏡下虫垂切除術施行写真

 左上:腫大した虫垂を認めます。
 右上:虫垂間膜を体内結紮しています。
 左下:虫垂根部を体内結紮しています。
 右下:虫垂を超音波凝固切開装置を用いて
    切離しています
急性虫垂炎(いわゆる”もうちょう”)に対し、従来右下腹部の醜い手術瘢痕はやむをえないとされてきた開腹虫垂切除術にかわる、美容的にすぐれ若い女性にはとくにおすすめの手術手技です。

さらに若い女性で時に問題となる、腹痛を呈する婦人科系疾患などの鑑別 診断にも優れています。

本手技は高知県で最初に当科が導入し、施行症例はすでに200件を超え、本県で最も多くの症例を経験しています。


治療成績は本邦の外科系ジャーナル『Surgery Today』英文誌にすでに掲載されています。


d)食道・胃静脈瘤に対する治療

食道静脈瘤に対しては内視鏡的硬化結紮アルゴンプラズマ凝固併用療法を、胃静脈瘤に対しては経頸静脈的逆行性塞栓術(TJO)を第一選択としています。
その良好な治療成績はすでに米国の一流の外科系ジャーナル『Surgery』誌に掲載されており、当科が世界に誇る治療法です。
←TJO施行中透視像
 (胃静脈瘤まで硬化剤が十分に注入されています。)
←TJO前内視鏡写真
 (腫瘤状の大きな胃静脈瘤を認めます。)
←TJO後内視鏡写真
 (胃静脈瘤は完全に消失しています。)

 

 

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